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【休職したら終わり?】完璧主義タイプの人は燃え尽き症候群に注意!

Yahoo知恵袋に次のような書き込みがありました。

休職すべきか仕事を続けるべきか 私は2年目の営業職です。 数ヶ月前、新たな担当を任されたのですが、自分の不甲斐なさで先輩や周りに迷惑をかけ、怒られることやイラつかせてしまうことに対しての自分への失望と大きなストレスを感じ、思い悩むようになってしまったことで眠れなくなってしまいました。そして最近ですが、吐き気とめまいで体調を崩してしまい数日お休みをもらうことになりました。 結果的に適応障害と診断されました。
(中略)
色々なことを考えていると、いまの体の具合で休職すべきなのか仕事を続けるべきなのかの結論が自分でもわからなくなってきました。

知恵袋

 

投稿者の方は仕事で周りの人に迷惑をかけてしまったことが大きなストレスになり、体調を崩してしまったようです。

 

このような人は完璧主義者であることが多く、元々意欲的に仕事をしていたのに、急に臆病になり休職や退職につながる場合があります。

 

心理学的には「バーンアウト」や「燃え尽き症候群」と言います。

 

また、思い悩んだ結果、「休職したら終わり」と考えている人が多く、Yahoo知恵袋やSNS上では同様の書き込みが多数見られます。

 

実際のところ、完璧主義者というのはどのような人なのでしょうか?

 

また、本当に「休職したら人生終わり」なのでしょうか?

 

徹底解説してみました。

 

目次

完璧主義者の特徴4選。あなたはいくつ当てはまる?

① 理想が高い

完璧主義の人は、努力家で頑張り屋さんの人が多いです。

 

目標や理想を高くしても達成することができてしまうので、自然にどんどんゴールを高く設定してしまい、それだけ作業量が増えてしまいがち。

 

いつの間にか自分のキャパを超えたゴールを設定してしまい、作業量や仕事の難しさにつぶされてしまうのです。

 

② 失敗を許せない

人間誰でも失敗はつきものですが、完璧主義の人は、ささいな作業ミスや仕事の失敗も許せません。

 

失敗するのが嫌なので、大事な会議やプレゼンなどの準備を入念に行います。

 

準備に時間がかかるので、どうしても仕事が増えてしまい、体調不良につながってしまいます。

 

また、一度ミスをしてしまうと立ち直れないほどのダメージを負ってしまい、激しく落ち込んでしまうこともあります。

 

③ 他人への要求も高い

完璧主義者の人は、自分が仕事を完璧に仕上げることができるため、周囲の人にも自分と同じ水準を求めようとします。

 

同僚が適当に仕事をしていたり、小さなミスを繰り返したりすることが許せません。

 

「自分ならこんな仕事すぐ終わらせられるのに…」

「自分なら絶対こんなミスしない」

 

といった感じで、他人の失敗に対してイライラしてストレスを溜めてしまいます。

 

仕事ができない人に対して攻撃してしまうケースもあり、職場でトラブルになってしまうこともあります。

 

④ こだわりが強く頑固

完璧主義の人は高い目標を掲げて仕事をするのが得意です。

 

その反面、自分の立てた目標は絶対なので、後から変更したり、途中でやめたりは絶対にしません。

 

周囲の環境の変化や状況に応じて臨機応変に対応するのが苦手で、軌道修正することを嫌がるため、周りの人から疎まれてしまうこともあります。

 

完璧主義のあなたは「休職したら終わり」じゃない。休職のススメ

完璧主義の人は、基本的に仕事ができる人です。

 

仕事は丁寧だし、責任感が強いし、周囲からの信頼も厚く、常に高い結果を出してくれます。

 

だからこそ、もし体調が悪くなったら(体調が悪くなくても、その予兆を感じたら)すぐに休むべきです。

 

安心してください。

 

「休職したら終わり」なんてことはありません。

 

私は会社を1年半休職して、休職明けにそのまま退職してフリーランスになりました。

 

休職し始めた当初は「復職したらやっていけるかな…」と毎日不安に思っていました。

 

しかし、休んでいる間に「人生の優先度」を考えた結果、さまざまな副業にチャレンジして収入源を得ることができ、逆にすがすがしい気持ちで退職することができました。

 

もし今の仕事での人間関係に悩んでいたり、体調を崩しがちだったりする人は、

 

まず休むことを考えてみてはいかがでしょうか。

 

「休職したら終わり」なんてことはありません。

 

休んでいる間にゆっくりと自分の人生で大事にしたいことについて考えてみるのもいいかもしれません。

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